(冠)水の都
「そうだ、ヴェネツィア行こう。」
こんなことできるのは欧州赴任の特権だと思う。
時は2018年11月1月。
2泊3日で行ってきました。
少し休暇をとっていざ行かん。
車で。
住んでるアパートからざっと700km
7時間ですか。
割と長距離移動はありますけど500km超えるときついっすわ…
ちなみに現在自動車で移動した最高距離は約1,000kmです。
10時間です。
100km/hの移動換算は日本よりもかなり計算しやすいですしちゃんと100km進みます。
画像を見てもらえばわかると思いますが出発は午前6時。
到着はだいたい15時くらいでした。まぁ休憩とかあるからね。
15時のヴェネツィア。
当時、ここは冠水のニュースがやってました。
長雨のせいで町がところどころ冠水しており、そんななかみんな生活してるという。
行く直前にはマラソンやったみたいです。
もちろんじゃばじゃばの水の中でですよ
さすがは水の都…
割とここは色んな作品の舞台として有名です。
私の場合
2002年 劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティオスとラティアス
あたりですかね。
ARIAは見たことがないのが惜しい…
同じコミックブレイド作品でしたら小箱とたん先生のスケッチブック派なのです。
福岡にも行ってきました。
スケッチブックに関してはかなり語れる自身あります。
でもまぁ横道なので…
無事7時間の長距離ドライブを乗り越えて最初かつ最大の問題が発生。
近くの駐車場に車を止めてヴェネツィアの駅前まで行き、街中に行きました。
水の都と言われるだけあってほぼ海の上。
街中のいたるところに橋がかかってるんですよ。
駅前の橋は割と大きいかけ橋があるんですよ。
(写真の橋は別のやつですがだいたいこんな感じです)
そんな中を50L級のスーツケースをえっちらおっちら運んでいた時、
「手伝おうか?」
現地の人っぽい男の人ふたりが気さくに話しかけてきました。英語でですけど。
もちろん直感で(これ金とるやつだ…)と悟り、
「No! No Thank you!」
と断ったのですが半強制にスーツケースを取られてしまい無理やり運ばされました。
渡り終わった後にまぁ半分諦めで値段を聞くと
「Fifteen(15)だ」
って聞こえたので15€渡してさっさと行こうと思ったら
「Fifty(50)だ」
50€だと!? ふざけんな!
誰が払うか!
とかなり騒いだんですが1対2、
「警察呼ぶぞ」といってもあっけらかんな顔をされました。
まぁ自分もそこで呼んじゃえばよかったんですが、7時間という運転の疲れが思考を鈍らせ50€を投げつけて逃げました。
しかしここで終わらなかった…
追いついて「一人50€だ。もう50€だ」
とかぬかすんですよ。
もうね、ここでようやく疲れた思考もまともに動いたみたいで
同僚の人に電話をしました。
フリじゃなくて実際にTelをかけました。
それを見るやいなや慌てて逃げ帰りました。
最初からこれやればよかった…
その同僚の方に経緯を話すと
「それはっきりと断ればいいんだよ」とアドバイス。
まぁなんで払ってしまったんだろうと今でも後悔してます。
よく海外でこういうボッタクリがあるよ~みたいなやつは聞いてはいましたが
まさか自分が…なんて状態です。
一人旅の気をつけて欲しい点です。
お金を払ってはいけない!!
まぁそんなん軽いボッタクリが着いた途端に起こったせいで
そのあとダウナーですよ…
その日は流石に辛かったです。
その日の夕食に食べたパスタは病んだ心に染みました…
まぁそんなことがあってもやはりヴェネツィア。
水の都は偉大でした。
冠水してるところはこんな感じ。
橋をかけてあります。
冠水ニュースの直後のためかなり水量は多かったです。
有名なカンポ・サン・ポーロの前はこんな感じ。
水浴びする鳩なんていやがるぜ…
その後もARIAカンパニーのモデルとなったDanieliホテルも。
ちなみにここ泊まろうとするとめちゃくちゃ高いです。
街中にはウミネコやゴンドラがやたらとあって
アルトマーレ、もしくはネオ・ヴェネツィア…ってここが本家か。
って感じがあり行ってよかったです。
ぼったくりがなければいい思い出で終わったんだけどなぁ…
まぁでも時間がたった今、逆にぼったくりの印象が強く残っているせいもあり、
割と記憶には残っているのかな。
行った日は当日雨、翌日ちょっと晴れみたいな感じでした。
夏あたりなんか気持ちよさそうです。
ヴェネツィアリベンジ…
とりあえずARIAを全部見てから考えよう。